女性専用エステと女性用風俗の違いは?法律上の線引きと、お店の見分け方
公開:2026-11-05 更新:2026-11-05 レディースエステZUKAN 編集部
「女性専用エステ」と「女性用風俗」は、どちらも男性のスタッフが女性のお客さまを担当することがあるため、混同されやすい言葉です。けれども、目的も、守るべき法律の決まりも別のものです。
結論:目的がちがう、別の営業です
- 女性専用エステ(レディースエステ):オイルマッサージ・アロマトリートメントなど、リラクゼーションのための施術をするお店
- 女性用風俗:法律(風営法)で「性風俗関連特殊営業」にあたる営業で、公安委員会への届出が必要な営業
レディースエステZUKAN が掲載しているのは、前者のリラクゼーションのお店だけです。
法律上の線引き(風営法の定義)
風営法(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)の第2条では、次のような営業を「店舗型性風俗特殊営業」「無店舗型性風俗特殊営業」と定めています。
- 個室を設け、その個室で異性の客の性的好奇心に応じて、その客に接触する役務を提供する営業(第2条第6項第2号)
- 人の住居や宿泊施設で、異性の客の性的好奇心に応じてその客に接触する役務を提供する営業で、客の依頼を受けて担当者を派遣するもの(第2条第7項第1号)
条文は「異性の客」と書かれているので、男性のスタッフが女性のお客さまに行う場合も同じ定義にあてはまります。こうした営業をするには、店舗型は第27条、派遣型(無店舗型)は第31条の2で、公安委員会に届出書を出すことが決められています。
つまり、線引きのポイントは「性的好奇心に応じて接触するサービスかどうか」です。リラクゼーションのお店は、この定義にあてはまらない施術をするお店です。
お店の公式サイトで見分けるポイント
ここからは、レディースエステZUKAN が掲載するかどうかを決めるときに見ているポイントです(編集部の考え方です)。
- メニューや説明に、性的なサービスをほのめかす言葉(「性感」「回春」など)がないか
- 「女性用風俗」「女風」と名乗っていないか
- 施術の内容(オイル・アロマ・ヘッドなど)と、コースの時間・料金が具体的に書かれているか
- 女性のお客さま向けのメニューであることがはっきり書かれているか
- 「風俗店ではありません」「性的なサービスは行っていません」と明記しているお店もあります
ひとつでも気になるところがあれば、予約の前にお店に確かめるか、ほかのお店を選ぶのが安心です。掲載中のお店に気になる点を見つけた方は、お問い合わせ からお知らせください。確かめたうえで掲載を見直します。
「リラクゼーション」と「マッサージ」もちがう
厚生労働省は、医師以外の人が「あん摩、マッサージ若しくは指圧」などを業として行うには国家資格(免許)が必要だと説明しています。女性専用エステで受けられるのは、多くの場合リラクゼーションとしての施術です。肩こりや腰痛などの症状を治したいときは、医療機関や有資格者の施術所を選びましょう。
施術中に「おかしい」と思ったら
- 説明と違う施術や、望まない接触があったら、その場ではっきり断り、施術をやめてもらってかまいません
- 身の危険を感じたときや、すぐに対応が必要なときは 110番
- 急ぎではないけれど相談したいときは、警察相談専用電話「#9110」(全国共通。電話をかけた地域の警察の相談窓口につながります)
ほかの相談先は エステでトラブルにあったときの相談先 にまとめています。
出典
- e-Gov法令検索「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」(第2条・第27条・第31条の2)
- 厚生労働省「無資格者によるあん摩マッサージ指圧業等の防止について」
- 政府広報オンライン「警察に対する相談は警察相談専用電話『#9110』番へ」
出典は 2026-11-05 に確認しました。制度は変わることがあるので、最新の内容は出典のページでご確認ください。